てりラン

40代、サブスリーを奪還するまでの記録です

LSD2h、Tペース5K・書籍紹介「アスリートの科学」

本日のトレーニン

内容 土曜 LSD20km(6'06"/km)

            日曜 TMペース5km、ジョグ5km

調子 普通(57.7kg)

今月 214km(累計)

今日の気温29℃。暑いせいで、人が少なめの海浜公園です。

Tペースで5km。最初の1キロちょっとは、アップを兼ねた公園までのラン。そこからペースを上げて5kmまで。

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少し休んでジョグ5km。トータル10km終了です。夏空がキレイでした。

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ちなみに昨日(土曜)は、ジョグ20km。同じく29℃と暑かった。これでようやく月間200kmを超えました。今月もあまり距離は伸びませんでしたが、暑いのでこんなもんでしょうか。

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本屋で見かけて、面白そうと思って購入した「アスリートの科学」という本を読んだので紹介です。

スポーツ科学がトップアスリートの記録向上に対して、どのように寄与しているかを様々な角度で紹介する内容となっています。

各章の主な内容は以下の通りです。マラソンに関連する部分はそれほど多くありませんが、スポーツ全般に興味がある方は面白く読めると思います。やや教科書的な文章で、広く・浅くという感じで書かれているため、興味のある章だけ読むのが良いかもしれません。

 

1章 アスリートの記録はなぜ伸びるのか。競技はなぜ進化するのか
映像技術、計測機器の進歩によって、スポーツを色んな角度から分析出来るようになったというお話です。陸上リレーのテイクオーバーゾーン、水泳のレーザーレーサー、スピードスケートのスラップスケート体操競技の採点、ポゼッションサッカー等など。
2章 アスリートを支えるサイエンステクノロジー
パラスポーツの車イス、義足の話。義足のほうが速くはしれるのか、という件はなかなか興味深いです。 その他、サッカーのVAR、テニスのチャレンジシステムの話。

3章 アスリートはいかに効率的に身体を作っているか
睡眠、栄養、リカバリー等の話。マラソンをやる人にとっては割と一般的な内容かも。
4章 ウエイトコントロールの科学
アスリートの減量の話。一般人のダイエットではなく、階級制競技で計量をパスするための減量の話です。競技によって計量のタイミングが異なり、減量の戦略も変わってくるらしいです。
5章 アスリートと水分補給
夏場のスポーツでは欠かせない水分補給の話。競技によって、水分補給のルールが異なっている点が興味深いです。

6章 環境とパフォーマンスの科学
暑さ・寒さの中、高地でどうやってパフォーマンスを発揮するのかという話。マラソンに関連するところでは、深部体温を下げる方法として、暑熱順化や手のひら冷却について科学的根拠が説明されています。

7章 コーチングの科学ースポーツ心理学最前線
スポーツコーチングの話。特に、オランダの「パフォーマンスビヘイビア」というアスリートの行動が変わることによって、パフォーマンスを引き出すというアプローチが紹介されています。

サブスリー奪還まで、あと85日!